20世紀の後半になってゲノム解析技術が進歩し、微生物のリボゾームRNA配列情報の蓄積は 微生物の系統進化と分類体系の再構築に重要な貢献をしてきました。
さらに20世紀の終わりに Haemophilus influenzae の全ゲノムが初めて解読されて以来、その後爆発的な勢いでゲノム解析が進んできました。 この潮流は21世紀の微生物学を大きく変えようとしています。
ゲノム解析の革新的な技術は病原微生物に関する情報量を飛躍的に増加させました。
この成果は、これまで分離培地によって選択分離し、表現形質で同定してきた伝統的な同定手法では越えられなかった検査法の限界を打ち破り、新たな時代の検査法を力強く後押ししています。
微生物の分離培養にかかる時間の大幅な短縮、培養できず抗体検査もできなかった様々な細胞 内寄生細菌やウイルスによる感染症の検査結果が、外来で患者様が待機している間に得られる ようになってきました。
食品分野では出荷前に微生物汚染の有無を調査し、最高レベルの安全性を担保した検査結果を 受けてから安全な商品を市場に投入できるようになりました。
エーエムアール株式会社は遺伝子を使った迅速検査法を導入し、医療の改善に貢献しようとする 意欲ある研究者を支援いたします。
また、安全性を担保した新鮮で高品質の食品を早く消費者お届けしたい、家族の一員であるペットを人と同じレベルで健康管理したい、生菌製剤を使った健康管理法の成果を実証しながら確実な健康法を選択したい等、迅速検査を必要とするすべての人々を支援します。
エーエムアール株式会社は病原体の迅速検査を通して、皆様が健康とよりよい生活環境を構築 されるのを支援し、社会に貢献できる製品供給を実現してまいります。